産婦人科

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よくあるご質問

あかちゃんの血液型は調べないのですか?

はい.医療上の必要がなければお調べしません.

こんなこと聞いたことありませんか?
大人になって血液検査したら,子供の頃聞いていた血液型と違っていた…

御自分のあかちゃんの血液型を産まれてすぐに知りたいな,とお考えだとは思います.この子はお母さんお父さんどっちに似てるんだろう?とか,性格は?とか気になって.
でも,新生児期の血液型の判定は,実は不確かなことがまれではありません.胎盤を通してお母さんから授かる免疫力などがそこに影響します.そこで当院ではあかちゃんの血液型を知りたいという御要望に対して,急ぐものでない場合,2歳以上での検査をお勧めしています.

万一の時のために知っておいた方がいいんじゃない?
時々そんなことをうかがうことがありますが,輸血が必要になったとしても,御本人または御両親からうかがった血液型を鵜呑みにすることはありません.輸血に際して血液型は決して間違ってはいけないものですから,必ずその時に検査し確認します.時間もかかりませんし御心配ありません.さらに輸血を行う前に,交叉適合試験(クロスマッチ)と言って,御本人の血液と輸血用血液を検査室で反応させ,おかしなことが起こらないかも調べます. 安全に輸血を行うにあたって,あらかじめ血液型を知っておくことに医療上の重要性はあまり高くありません.

新生児期に調べた血液型が100%確実なものでないことは医学的に実証されています.昔はどこの産院でも行っていたものですが,このようにあてにならないものであり,医療上の必要もないあかちゃん全てに血液型検査を行うことは貴重な医療資源の有効利用という観点にそぐわないこともあって,近年では実施しないのが妥当と考えられています.

以上の理由から当院では産まれてすぐのあかちゃん全てに血液型検査をすることはもうやめています.それでも御希望の場合はお申し出下さい.別途自費での検査として行っています.

なにとぞ御理解いただけますようお願いします.

母乳とミルクの混合じゃいけないの?

私達は、母乳で育てるのは自然な事、素晴らしい事だと考えています。「赤ちゃんができて、産んだら母乳で育てる」という哺乳類全部が行う無駄のない行為が、ママにとっても赤ちゃんにとっても、一番やさしい楽な育児だとお考えいただければと思います。
混合栄養は悪い事ではありません。一生懸命赤ちゃんを育てる事に悪い事なんかありません。しかし、お出かけの時、夜中にミルクを準備したり、哺乳瓶を洗ったりするのは大変ではありませんか?おっぱいだけで育てていくよう、一緒に頑張りましょう。

赤ちゃんに足りなかったら、どうすればよいの?

まず、本当に足りていないのかどうかご相談ください。
赤ちゃんがよく泣く、口をチュパチュパさせる、試しにミルクを与えるとごくごく飲んだ・・・このような理由から、ママ達は「母乳が足りないのでは?」と不安に思われがちです。赤ちゃんは暑くても寒くても、オシッコをしてもウンチをしても泣きます。「抱っこして~」、「服のシワが背中に当たる」、「かゆい」、「痛い」何でも【泣く】事で表現します。その為、泣くだけでは「足りない」の判断にはなりません。
また、口をチュパチュパさせるのは、原始的な反射であって、サインではありません。そして、哺乳瓶で飲ませると、赤ちゃんは自分でおっぱいを吸うのとは違い、簡単に流れ込んでいくので、ゴクゴク飲んでいるように見えます。
お腹がいっぱいでも、入ってくれば飲んでしまいがちです。その為、一概に足りない訳ではないのです。赤ちゃんがどんな風におっぱいを飲んでいるかどうか見せてください。それからでも、ミルクを考えるのは、遅くありません。どうか一人で悩まずに一緒に方法を考えていきましょう。少しお話をしたりするとホッとして、またおっぱいが増えてくる事もありますよ。

どうやったら、母乳が出るの?

まず、「母乳だけで育てていこう!」という気持ちをお持ちください。そして、心と身体をゆっくりほぐし、リラックスする事が大切です。妊娠中から少しずつお手入れをして、準備をしていきましょう。出産後は、赤ちゃんから離れずになるべく頻回に吸わせていきましょう。方法・サポートは、私達にお任せください。おっぱいだけで育てていくよう、一緒に頑張りましょう。

母が出なかったら、私も出ないのかな?

そんな事はありません。最近に比べ、お母さま方の時代はミルクを推奨する傾向がありました。その為、母乳育児に対するサポートが少なかったと思われます。ご心配なさらずに母乳育児を続けていきましょう。

母乳育児ってどうしていいの?

母乳は赤ちゃんにとっても、ママにとっても、こんなに大切です。
赤ちゃんには、消化が良く、胃腸に負担をかけない一番やさしい栄養であり、免疫を含んでいて感染やアレルギーを予防します。また、スキンシップにより赤ちゃんの「こころ」をつくり、心の安定が育まれます。
またママには、おっぱいを飲ませる事でホルモンを分泌させ、子宮の収縮が良くなり身体の回復を促す効果や母性引き出しの効果、そして無理なくダイエットが出来るというメリットがあります。
その他、経済的で衛生的・どこでもあげられるというメリットもあります。