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概要 |
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細菌性髄膜炎など、生後2ヶ月から9歳までの肺炎球菌による重い感染症を予防するワクチンとは・・・ |
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小児用7価肺炎球菌ワクチン(PCV-7)とは? |
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肺炎球菌による重症感染症(髄膜炎・敗血症・潜在性菌血症・中耳炎など)の80%を引き起こすとされている7種類(7価)の肺炎球菌に対するワクチンが小児用7価肺炎球菌ワクチン(PCV-7)に入っています。
肺炎球菌は、多くの子どもの鼻やのどにいる身近な菌ですが、子どもの体力や抵抗力が落ちたときなどに、いろいろな感染症を引き起こします。肺炎球菌が引き起こす病気には、以下のようなものがあります。
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1.細菌性髄膜炎
毎年約200人の子どもが肺炎球菌による髄膜炎に罹り、そのうち1/3程度の子どもに、
死亡や重い障害が残ります。Hibはヒブワクチンで、肺炎球菌は肺炎球菌ワクチンで
予防します。
2. 菌血症
血液の中に菌が入り込み、様々な臓器に感染し、髄膜炎など重い病気を引き起こす
可能性があります。
3.肺炎
肺炎球菌という名のとおり、肺炎の原因になります。症状が重く、入院が必要になること
もあります。
4.中耳炎
3歳以下の中耳炎の原因菌の半分以上が肺炎球菌です。肺炎球菌が原因の中耳炎は
何度も繰り返し、治りにくいことがあります。
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どれくらいの効果があるの? |
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日本で2010年2月24日に発売された肺炎球菌ワクチンは、世界約100カ国で使用されており
43カ国で国の定期接種プログラムに導入されています。
2000年から定期接種行っているアメリカでは、ワクチンで予防できる肺炎球菌による重症感染症が98%減少しました。
WHO(世界保健機構)も世界各国で定期接種に導入することを推奨しています。
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小児用7価肺炎球菌ワクチンは、接種開始年齢により接種回数が4回~1回と異なります。
また、10歳以上のお子さまは接種対象ではありません。
1回目の接種でご来院時に、今後のスケジュールについて医師とご確認下さい。
小児用肺炎球菌ワクチンは、三種混合ワクチン(DPT)やヒブワクチンと同時接種(左右上腕)を
する事をお勧めしています。 |
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標準的接種スケジュールは初回免疫3回+追加免疫1回の合計4回です。
初回免疫・・・生後2ヶ月以上~6ヶ月までに開始し、4週間隔で3回接種します。
追加免疫・・・3回目接種から60日以上の間隔をおいて、
通常は1歳の誕生日から1歳3ヶ月までに1回接種します。
標準時期に接種できなかった場合は接種開始時期により接種回数が異なります。
7ヶ月~11ヶ月で開始・・・・2回+60日以後に追加免疫1回(合計3回)
1歳~2歳未満で開始・・・・1回+60日以後に追加免疫1回(合計2回)
2歳~9歳以下で開始・・・・1回(合計1回) |
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予約について |
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予防接種を行っている診療時間帯であれば、いつでも接種が可能です。
詳しい診察時間・受付時間は → クリック
ワクチンの接種を希望される方は、あらかじめワクチンに関する説明資料(小児用肺炎球菌ワクチンを接種される方へ)をお読みいただき、疑問があれば直接医師におたずね下さい。
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有料となります |
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初回 12,000円(消費税込み)
2回目以降、 1回接種当たり9,500円(消費税込み)
※助成制度対象外の方は、有料となります |
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どうしてワクチンが必要なの? |
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1)肺炎球菌は細菌性髄膜炎の主な原因となる菌です(3割が肺炎球菌、6割がHib)
2)細菌性髄膜炎は初期診断が難しいので予防が有効です。
3)抗生物質が効かない肺炎球菌(耐性菌)が増えていますので、早期に診断治療を始めても
治療が困難な例が増えています。
菌性髄膜炎に関してはヒブワクチンのページもご参照下さい。
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標準時期(生後2か月~6か月)を過ぎていますが・・・ |
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保育園に入園予定の方、入園されていて中耳炎などをくり返している方、上のお子さまが
集団保育を受けておられる方は、早めの接種をお勧めします。
保育園に通う乳児の90%近くが肺炎球菌とインフルエンザ菌を保菌※していますが、入園前の
保菌率は50%以下です。集団生活を開始すると、わずか2~3ヵ月後には乳児の80%が保菌
してしまうという報告があります。
※保菌:感染(発病)していないが、病原体が体内(肺炎球菌の場合は、鼻やのど)にあること
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肺炎球菌ワクチンの副反応はどのくらいあるの? |
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「接種部位の発赤(赤み)」、「腫脹(はれ)」、「発熱」などの割合が数10%と、三種混合ワクチンやヒブワクチンに比べると多いと報告されています。重い副反応としては、非常に稀ですが、海外で次のような副反応が報告されています。
★ ショック・アナフィラキシー様症状(蕁麻疹・呼吸困難など)
★ けいれん(熱性けいれん含む)
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他のワクチンとの間隔はどのくらい必要? |
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生ワクチンを受けた後は27日以上、不活化ワクチンを受けた後は、6日以上間隔をあける事が必要です。なお、肺炎球菌ワクチンは、不活化ワクチンですので、接種後6日以上の間隔をおいて、生ワクチン、不活化ワクチンいずれも接種可能です。
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